学校事務の仕事は長く勤めることができないのでしょうか? 学校事務の仕事は、スムーズに学校が機能するために、学校運営について学校事務の広範な仕事の一部を担当するようになります。しかしながら、条例規則などによって学校の事務の仕事内容は決められていないため、それぞれの学校によって学校事務の職員の経験・年齢・人数などによって違っている場合があります。また、学校事務の仕事の継続年数も、特に決まったものはありません。
ここでは、学校事務の主な仕事内容についてご紹介しましょう。
学校事務の仕事としては、財務事務があります。公立学校の場合は、主に税金でその運営を賄っています。水道・電気代からチョークを買うことまで、自治体からの予算でほとんど支出するようになります。どのようにお金を使用するのか、買うための契約、支出するための手続き等、密接に生徒の学習環境につながることであるため、仕事の中でも大切な部分を占めています。ほとんどの自治体においては、役所と学校はオンラインの財務会計システムによってつながっているため、端末機を使っていろいろな処理を行います。
給与事務が学校事務の仕事としてあります。市立学校の場合、県から教職員の給与は支給されます。県に一人ひとりの教職員の給与データを報告して、支給が正しく行われるようにします。教職員の給与を保障するためにも、大切な仕事です。
学校事務の仕事としては福利厚生事務があります。教職員の厚生活動、健康保険、貸付金などについて、書類の記入依頼や情報提供と県へ提出することなどがあります。
文書事務が学校事務の仕事としてあります。学校にはいろいろな文書が届くため、届いた文書を規則に従って迅速かつ適切に処理します。
備品を管理する事務が学校事務の仕事としてあります。学校の備品は、市などの財産になるため、的確に管理を行うことが必要です。備品を管理する台帳の整備、現物と台帳の照合、不用備品の処理等を行います。
学校事務の仕事としては、施設を管理する事務があります。学校の施設についても、市などの財産になります。施設が不具合になると、特に生徒の安全面などに対して障害になるため、対応を早期に行う必要があります。