インターネット通販最大手のAmazonは、いまや世界中に認識されている巨大企業ですよね。そんなアマゾンで働いてみたいという方も実際多いと思いますが、ここでは実際に派遣社員としてアマゾンの倉庫で働いてきた経験を基に体験談を綴ってみたいと思います。今後アマゾンで働いてみたいという方や、アルバイトや派遣で働く可能性があるという方にはきっと参考になるのではないでしょうか。
私が働いていたのはアマゾンの某巨大倉庫で、アウトバウンドと呼ばれる出荷に関わる部署でした。主な作業内容はピッキングや納品書の作成、梱包などなのですが、基本的にはこの中の一つの作業を集中して担当することになります。ピッキングは要するに仕分けのようなものですが、こちらは多少体力も必要ということもあり男性が多かった気がします。女性は逆に梱包などに回されることが多かったですね。
流通業務を行う倉庫などでは作業員が忙しそうに走り回っているイメージがありますが、アマゾンではそのような光景を目にすることはありません。アマゾンの倉庫内では走ることが禁止されているからです。このルールは徹底されていますから、いくら仕事を早く終わらせるためとはいえ走ってしまうと注意されてしまいます。ただ、走るのがダメだからといって仕事量を少なくしていいわけではなく、一日の仕事量はしっかり監視されています。
アマゾンの倉庫では走るのが禁止されていたり、安全面に関するルールが徹底していたのがとても印象的でしたが、他にも携帯電話やスマホの持ち込みが禁止されているのも印象として残っています。携帯電話を持ちこんでいたことがばれた他の派遣社員の中にはその場で没収されている人もいました。これは多分セキュリティ面から禁止されているのでしょう。また退社する時には金属探知機でのチェックも受けなくてはなりません。
走るのが禁止されていたりすることもあり、倉庫系の仕事としてはとても落ち着いた雰囲気の中仕事することができますし、働いていた倉庫自体もとても綺麗でしたから働き易い環境だったと思います。仕事自体もそんなにきつくありませんし、老若男女働くことができるでしょう。ただ、時給があまり高くないのと、仕事量がしっかりと監視されているのは精神的にきついです。それでもアマゾンは人気の職場のようですね。